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【スパガーデン 湯~とぴあ】その8:水沫の見た夢【スパリゾート大鰐】

(→「その7:休憩所・遊戯所」より) 前回記事のアルバムの続きを見ていこう。「南津軽 錦水」というのは向こう側に見えた現役ホテル「星野リゾート 界 津軽」のオープン時の名前のようだ。湯~とぴあの閉鎖以降にホテルが星野リゾートに売却され、その際に名称変更されたのだろう。ちなみに今ここは最低でも大人一名一泊3万7000円からの高級ホテルだ。 歌手を呼ぶなど盛大にパーティーを行なったようだ。しか...

 22, 2017   0

【スパガーデン 湯~とぴあ】その5:フラワーパーク(温室)【スパリゾート大鰐】

(→「その4:屋内プール」より) 今回はもう一つのガラスドーム施設である「フラワーパーク」を見ていく。 廃墟となった今はこんな感じ。温室だった頃の面影はほとんどない。 当時の華やかなりし頃との新旧比較写真。どうやらカネの力に物を言わせて雪の国青森に常夏の南国を造り上げたようだ――人の業は深い。 今は屋内遊戯用と思われる設備ばかりが目立つ。恐らく赤字続きで温室が維持...

 19, 2017   0

【スパガーデン 湯~とぴあ】その1:ウォータースライダー建屋内・他【スパリゾート大鰐】

(→ 本物件概説「小さな温泉町に残されたバブルの大きな爪痕」より)今後は全8回に分けて、廃墟の各区画ごとの詳細な探索記録を紹介していく。 駐車場に着いてまず目にする風景がこちら。施設全体を見渡せるここからの眺めが一番見応えがあり、来場者をワクワクさせるような演出には気を遣っていたことが分かる。当然、今の私もとても興奮している。 (▲ 引用元:「Smart Access」http://www.smart-acs.com/po...

 14, 2017   0

【スパガーデン 湯~とぴあ】小さな温泉町に残されたバブルの大きな爪痕

バブルに翻弄された、伝統ある冬の町 青森県大鰐(おおわに)町は開湯800年の歴史を持つ温泉町である。江戸時代には弘前藩の湯治場として賑わい、当地の歴代藩主も代々訪れるほどであった※1。また大正11年(1922)には青森に初めてスキーを紹介した陸軍将校、油川貞策によりスキー場が建設される※2。以後ここは全日本スキー連盟発祥の地となり、全国規模の大会が何度も開催されるなどスキーヤーの間では名門スキー場として広...

 09, 2017   0

時の迷家(ときのまよいが)

20世紀の最も重要なシュルレアリスム画家の一人である、ルネ・マグリットの代表作「光の帝国」。彼はかの作品の中で一日という時間の「昼と夜」の時間倒錯を描いたが、本作品は物の「始まりと終わり」を表現した、同じ「時間」のデペイズマン※1である。 (初出:2016年10月 著者Twitter)...

 06, 2017   0

マウントパラダイス小倉原山 その1 【オリジナル物件】

太陽が山の稜線から顔を出し、山間の小さな村に夜明けが訪れる。 ウグイスの鳴き声が凛とした空気に良く通り、辺りは肌寒いながらも実に爽やかな朝を迎えていた。 そんな私を出迎えてくれたのは、朝日を浴びて燦然と輝く菩薩像だった。 ここは「マウントパラダイス小倉原山」。仏教系のテーマパークの廃墟のようだが、詳細は一切不明だ。 "マウントパラダイス"から辿れる情報は、その後に続く「小倉原山」という...

 15, 2016   0

時の経過

明暗のコントラストというのは写真における大切な要素の一つだが、「時間」のコントラストをはっきりとつけることができるのは、廃墟写真にユニークで面白い。 廃墟に立つと、時間の残酷なまでの不可逆性を実感させられる。...

 05, 2013   2