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伊豆の鬼血骸村「池農業クラブ」探索レポート (オリジナル物件)

探訪日 2013年8月24日
池農業クラブ「伊豆の鬼血骸村」_全体.jpg

友人との伊豆旅行の最中、のどかな田園地帯に突如異様な看板群が見えたため、思わず車を停めた。
少し近づいてみよう。


池農業クラブ「伊豆の鬼血骸村」_ジオサイト立入禁止.jpg

どうやらこの看板から向こう側への立ち入りを禁止しているらしい。
ジオサイトとは"geo-(地球の、大地の) +site(場所)"で「豊富な自然価値に恵まれた場所」というような意味だろう。


池農業クラブ「伊豆の鬼血骸村」_観光課 堀野小沢 オロカ者 恥さらし.jpg

最初の写真で見た看板群の奥側にもう少し進んでみた所。
個人名を晒して批判である。侮辱罪などの法に抵触しているのは元より、とても通常の神経で成せる業ではない。
この時点でこの場所が何かただならぬ場所だという事を感じていた。


池農業クラブ「伊豆の鬼血骸村」_日本一 バカ 市長 佃

最奥からの一枚。
看板にある「市長 佃」とは伊東市の現職、佃 弘巳(つくだ ひろみ)市長の事だろう。
静岡県伊東市の県議・市議を歴任し、現職も3選しているという市民からの支持の大変厚い人物である。


池農業クラブ「伊豆の鬼血骸村」_田んぼを 観光地に スルナ

しかし民主主義における市政とはより多くの者が幸せになるためのものであって、
決して「万人が」幸せになるためのものではない。
信頼の厚い市長も、個人レベルで見ればこれだけの恨みを買っている事もあるのだ。


池農業クラブ「伊豆の鬼血骸村」_佃バリケード

衝撃の「佃バリケード」。ある意味これが一番ショッキングだった。
グラインダーの刃を墨抜きし、威嚇してやろうという気満々のデザイン。
これが数枚並べられ「外敵」の侵入を阻止していた。
この壮絶な狂気を伝えるには写真では限界があるのが残念だ。


池農業クラブ「伊豆の鬼血骸村」_農業の里.jpg

怒りに任せて書きなぐったようなこのフォント。
また、よく見ると電飾の配線がされていることがわかる。
夜にはこれがクリスマスツリーのようにイルミネートされるわけか…一体どこからそういう創造力が…


池農業クラブ「伊豆の鬼血骸村」_「農」シンボルマーク

築かれた砦の頂上部に掲げられていた「農」のシンボルマーク


池農業クラブ「伊豆の鬼血骸村」_廃屋

バリケード内部には倉庫の廃墟があった。
遠目には植物が繁茂し、陰影も良い感じで良い画が撮れそうだが、
とてもじゃないがここに侵入する勇気など無い。


本物件は廃墟とはいえないが、
「静岡の鬼血骸村」とも言えるこの物件、廃墟サイトである本ブログで紹介させて頂く運びとなった。
今回のこの取材で、田舎の農村部の影の部分を垣間見た気がした。

またその後の調査で、この狂気の芸術はここだけにあるものではないらしいという事が判明した。
多くの看板の他、「クタバレ佃 百姓ナメルナ」と路面にガムテープで直貼りされた張り紙などが
このI地区のそこかしこに散在しているというのだ。この広汎性はまさに鬼血骸村といった所か。

次に本物件を取材する機会があれば、そういったところも含めて余すところ無く紹介できるようにしたい。