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洲原村診療所(S診療所) 探索レポート

「健全ナル国民ノ診療所」などとも言われる廃墟。
どうしてもあの「投薬口」が実際に見たくて、
数少ない遠出できるチャンスであるGWを利用して行ってきた。

洲原村診療所(S診療所)_投薬口

こいつに会いたかった!
しかし焦りすぎて落ち着いてじっくり撮りそこねてしまった……


洲原村診療所(S診療所)_木製の薬札

まさかの木製。ここまで古いものは見たことがない。


洲原村診療所(S診療所)_大正時代の年賀状

・・・大正!


洲原村診療所(S診療所)_重クロム酸カリウム

すごい薬品を発見。息を殺しながらだが、思わず叫んだ。何でこんな所に!
しかしよく見たら、「電気液用」の文字。
だがそれにしても、こんな超絶毒物を患者さんに出す薬と同じ棚に保管するだなんて、
今の常識ではとても考えられない。やはり二重の意味ですごいものを見てしまった。


洲原村診療所(S診療所)_サリチル酸水銀

これも凄い。視界を横切った直後、二度見した。
サリチル酸はいいが、それの 水 銀 化合物???
まさかこれも消炎鎮痛剤として処方してたとか? まさか・・・・・・? 用途不明すぎる。

まぁ、中身はしっかり丸薬の形してたからそのまんま患者に出してたんだろうけど。


洲原村診療所(S診療所)_戦時中の雑誌

なんとなしに目に入ったこの雑誌も尋常じゃない
要約すると、「この戦争には絶対に勝たなくてはならない。命を捧げる者がいる中、風呂釜くらい何だ」。
鉄器の回収員がそこまではと止める中、生活必需品を供出しようとしたお百姓の話。
いよいよ戦争がテンパッてきた頃の遺産である。この建物の生きてきた時代を感じさせる。

この廃墟は最近崩壊が進んでいる。
自分自身はこれが初めての訪問のため実感はできないのだが、
当初は無事であった二階部分が崩落し、不心得者による備品の盗難も目に余るほどだという話だ。

この素晴らしい廃墟も、あとどのくらい残っていられるだろうか。