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電波ハウス「トダ屋」(千葉県)

1. 概要 トダ屋は千葉県にある電波物件の家屋。住宅兼商店だったようだが、現在営業している様子はない。近所にこんな場所があったら目立ってしかたないと思うのだが、かなり田舎の方にあるためかインターネット上でもほとんど言及が見られない(2020年現在)。超有名物件である埼玉県の落書きの家とはひどく対照的だ。 そして見ての通りその「電波」の方向性も、落書きの家とは対をなすものである。落書きの家はド...

 27, 2020   16

アフリカケンネル【内部探索】

1. 概要 アフリカケンネルは、1993年に発生した「埼玉愛犬家連続殺人事件」の舞台となったペットショップの廃墟である。被害者は経営者所有のガレージ(解体され現存しない)で犬の殺処分用の毒薬を飲まされるなどして殺害された。遺体はその後共犯者である山崎永幸の自宅に運ばれてバラバラに解体されたうえで、山林に遺棄された※1という。 主犯の関根元(げん)(当時53歳)はブリーダーとしては優秀だったが、ヤ...

 08, 2020   13

【WANぱく館】GSを改装したペットショップの廃墟

1. 概要 千葉県の御宿(おんじゅく)町にあるペットショップの廃墟。「WANぱく館」という名前や店舗の様子から、主に小型犬を扱っていたと思われる。外観からはガソリンスタンドを改装したものであることが窺(うかが)えるが、こういった転用は非常に珍しい。 ロケーションはどこにでもあるような田舎の町外れの国道沿い、といった所である。しかしガソリンスタンドはともかくとして、どうしてここでペットショ...

 06, 2017   2

【旧・原田食料品店】その2:居住用区画

(→「その1:外観・店舗用区画」より) それでは、店の奥の居住用のスペースを見ていこう。 こうして当たり前のように大釜が干されている辺り、この廃墟の持つ悠久の歴史を感じさせる。蓋と口とをちょっとずらしておいて、ちゃんと釜の中まで乾燥されるようにしている所に、物凄く「生活感」を感じないだろうか? これがそのままの状態で平成の今まで保たれている奇跡には、感動を覚えずにいられない。 ...

 22, 2017   0

【旧・原田食料品店】その1:外観・店舗用区画

広島の農村地帯の道路沿いにその廃墟はあった。 遠目には現代的でしっかりとした造りに見えた建物は、実は隣にある新店舗の方だった。今回探索する旧店舗の方は骨組みの木材もガッタガタ、壁材には土が使われていてひび割れがひどいなど、かなり年季の入った物件だ。土壁の家なんか建てようと思ったら、現代ではむしろ高くつくんじゃないだろうか。 そして軒下にこんな柄の長い柄杓を置いておく必要性すら現代っ子の...

 21, 2017   2

【ビッグドン】静かなるイオンの犠牲者

(→「アミューズメントどんどん」より) 次はもう一つの店舗「ビッグドン」を見ていこう。筋肉もりもりのビッグ・ドンさんの描かれた看板の真下が入口である。 ちなみに向かって右側のちょっと出っ張っているところは、ローソンが入っていた場所らしい※1。 入口から入って左側には漫画喫茶があった。この状況にも関わらず営業中らしい、さっそく行ってみよう。 ……(#^ω^) エントラ...

 28, 2017   24

【この店かしや 協和店】過疎の町 秋田

2014年のゴールデンウィーク末。母方の実家への帰省を終え、東京に戻るべく国道13号線を大曲方面に向けてバイクを走らせていると、何やらとても懐かしい店が廃墟になっているのが見えて思わずバイクを止めた。 ここは「この店かしや」という秋田のローカルショップで、菓子類に特化した大型のディスカウントストアだ。世間一般にはご存じない方も多いだろうが、秋田県民には良く知られ...

 26, 2017   20