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森の廃洋館

1. 概要 森の廃洋館とは、和歌山県和歌山市にある別荘の廃墟である。正式名称を旧由良山荘と言い、本州化学工業の創立者である由良浅次郎(ゆらあさじろう)氏が所有した。 明治43年(1910)に建てられた本物件は、その後2度の世界大戦へと突き進む日本の激動期を駆け抜けた。由良氏の子孫の一人は「ここで真珠湾攻撃の密議がなされたと聞く」とも語っている※1。 その後、平成の中期(2005年頃...

 21, 2023   39

銃殺の家

概要 銃殺の家とは、岐阜県御嵩(みたけ)町にある一軒家の廃墟である。人死にが出たある事件の舞台となったことで有名で、心霊スポットとしては全国区の知名度を誇る。 目次 1. 銃殺の家で起こった事件 1-1. 遺体で発見されたご主人 1-2. 他殺から一転、自殺へ ...

 28, 2022   32

関口邸(心霊スポット)

1. 概要 関口邸(せきぐちてい)とは、埼玉県某所にある和式住宅の廃墟である。重厚な門扉(もんぴ)をどっしりと構え、回廊のある母屋と離れに井戸までついている。いわゆるその土地の名士が住むような豪邸である。 ここは「屋敷に放火して夫と無理心中した老婆の霊が出る」として非常に有名な心霊スポットだ。鬱蒼(うっそう)とした竹林の中に純和風の屋敷が廃墟となって佇(たたず)んでいるさまは...

 30, 2022   28

お札の家(岡山県・由加山の心霊スポット)

1. 概要 「お札(ふだ)の家」と呼ばれる物件は広島や東京など全国各地に存在するが、その中でも純粋に廃墟として一番有名なのが、この岡山県倉敷市にある「由加山(ゆがさん)お札の家」だ※1。 かつてこの家では一家心中があり、それ以来ここでは怪奇現象が多発したという。それを抑えるために家の中に大量のお札が貼られたことから「お札の家」と呼ばれるようになった。 昔ながらの日本家屋が荒れ放題にな...

 11, 2021   35

新井さんの家(埼玉県の神流湖畔の心霊スポット)

1. 概要 新井さんの家は埼玉県の神流(かんな)湖畔にある心霊スポットの廃屋。家に表札が掛かっているわけではないのだが、なぜか「アライさん家(ち)」と昔から呼ばれている。有名な心霊スポットであり、「狩野英孝の行くと死ぬかもしれない肝試し」でも「Aさんの家」として紹介されている。 ここには一家惨殺のうわさがあり、「狂った父親が斧で家族を皆殺しにした後、風呂場で自殺した」などと言われている。し...

 28, 2020   30

日吉台ホワイトハウス(心霊スポット)

千葉県に2つある「ホワイトハウス」のうちのしょぼい方。昔は建物の中まで入れたそうだが、今はアルソックの警備が入っていてそれもできない。わざわざ探させたあげくにこれとか本当にどうしようもない。 そもそもここは心霊スポットとして一番油の乗っていた時期ですら、実際の心霊話は特に何もなかったように記憶している(※追記:2005年頃は「一家心中」などの噂があったらしい。ここでも他のホワイトハウスと似たエピソ...

 23, 2020   12

茨城のホワイトハウス(心霊スポット)

1. 概要 「ホワイトハウス」と呼ばれる心霊スポットは全国各地に点在するが、そのうち茨城県ひたちなか市に存在するのがこの廃墟だ。ホワイトハウスはこの茨城のものと千葉・新潟のものが特に有名で、これら3つを合わせて日本の三大ホワイトハウスと言っても差し支えないだろう。 この茨城のホワイトハウスで起こる心霊現象としては「2階の窓のあたりにランドセルを背負った少女の霊が見える」というのがよく言われ...

 20, 2020   17

小和清水の惨殺屋敷(千葉のホワイトハウス)

千葉県内にはかつてホワイトハウスと呼ばれる心霊スポットが2つ存在したが、これはそのうち「小和清水の惨殺屋敷」と呼ばれていた方。「小和清水」という名は地名ではなく、ここから西に300m程の所に洪水対策のため造られた「子和清水調整池」から取られている。 地元の人の話では一家惨殺があったという噂で、廃墟内では少女の霊が頻繁に目撃されていた。2階には火災の跡が生々しく残り、「活魚」と並ぶ千葉県では最恐クラ...

 18, 2020   2

雪村庵(雪村桜)

1. 概要 室町時代後期に活躍した禅宗の画僧「雪村(せっそん)」が、晩年を過ごしたとされる庵。ただし現存する建物は当時のものではなく、後世に再建されたものである。 雪村は今でこそ日本を代表する水墨画家として雪舟と並び称されるほどの高い評価をされているが、それまでは概して評価の低い時期が続いた。そのため代表作品の多くはアメリカへ流出してしまっている。 また、その生涯には謎が多く...

 16, 2020   5

【七福神の家】その2:女性の霊が出ると噂の2階へ…

(→「その1:神々が魂を鎮める心霊スポット」より) 階段を登り2階へとやってきた。 2階には女性の霊がいるらしいが果たして…… 陰陽マーク(太極図)。沖縄は落書き一つ取っても大陸文化の影響が強い。 焼け焦げた跡。ドア枠が全部いかれるとはかなりの火勢であったことが窺(うかが)える。 幸か不幸か、この時は件の女性の霊らしきモノを見かけることは無...

 10, 2017   0

【七福神の家】その1:神々が魂を鎮める心霊スポット

(▲ 七福神の家 一階北西側の角部屋) 1. 概要 七福神の家とは、沖縄刑務所付近の薮の中にある不気味な廃屋である。建物の2階では女性の霊の目撃談が後を絶たず、ここを訪れた霊能者(ユタ)が霊を鎮める為に七福神の像を置いたことから「七福神の家」と呼ばれるようになったという。 その七福神の像であるが、行きと帰りで位置が微妙に変わっていたりなど勝手に動く現象が当初より見られ、現在はその像自体の居場所が分...

 09, 2017   0

終わらない葬式の家(権東の家)

1. 概要 茨城ではかなり有名な心霊スポットである権東の家。「荒川沖の廃墟」と呼ばれることもあるが、実際には土浦市の荒川沖(あらかわおき)ではなく中(なか)にある。 だが、これらはあくまで便宜上の呼び名に過ぎない。この場所を心霊スポットとして有名にした内部に残されたあるものから、人々は畏怖(いふ)を込めてこの廃墟をこう呼ぶ──終わらない葬式の家、と。 2. 実際に行ってみた ...

 06, 2017   11