空の青は刻一刻と深くなり、その光はもはや山の稜線を縁取るのみとなった。太陽に隠れていた星々は次々と顔を覗かせる。今、昼が夜に、バトンを渡す。 【廃墟Data】 探訪日:2014年3月下旬 状態:健在 所在地: (住所)鹿児島県指宿市池田 (物件の場所の緯度経度)31°14'17.7”N 130°32'15.3”E (アクセス)池田湖北岸のドライブイン「池田...
07, 2017 2
(→「指宿ソーイング その1」より) もうひとつの大きな区画も同様にがらんとしている。 出来上がった製品を運んでいたと思われるカート。 ここに製品を積んでいたのだろう。 極めて自然に腐食したメモ書き。まるで漫画に出てくる宝の地図のようだ(笑)。書かれている内容も宝の地図よろしく暗号めいていて不明。一体何の数字なんだ……? 「エルボー」とあるので初めは縫製...
18, 2017 0
開聞トンネルへのツーリングの帰り道、明らかに廃墟な建物が視界を横切ったのでちょっと寄ってみた。 目の前のバス停には「ソーイング前」とある。ここには他に建物が見当たらないのでこれがそのSewing(ソーイング)、つまり縫製工場と見て間違いないだろう。やはり完全に廃墟化している。 作業場はがらんとしている。縫製用の機械などは見当たらない。 こういう標語ばかりでは何の工場か分から...
17, 2017 0