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ラムネ温泉

1. 概要 鹿児島県の新川渓谷にある「ラムネ温泉旅館」の跡地。創業は明治38年(1905)。すでに本館は現存せず、現地にはかつての源泉だけが今も滾々(こんこん)と地下から湧き出している。 「ラムネ」の名を冠しているのは、泉質が炭酸ガスを含む発泡性の湯だったため。この種の温泉は全国的にもかなり珍しい。有名な霧島温泉郷と同じ市内にあるが場所そのものはやや離れており、泉質も全く異なる。 現在は...

 16, 2020   0

湖畔食堂(鹿児島県指宿市)

空の青は刻一刻と深くなり、その光はもはや山の稜線を縁取るのみとなった。太陽に隠れていた星々は次々と顔を覗かせる。今、昼が夜に、バトンを渡す。 【廃墟Data】 探訪日:2014年3月下旬 状態:健在 所在地: (住所)鹿児島県指宿市池田 (物件の場所の緯度経度)31°14'17.7”N 130°32'15.3”E (アクセス)池田湖北岸のドライブイン「池田...

 07, 2017   2

【廃墟】指宿ソーイング その2(鹿児島県指宿市)

(→「指宿ソーイング その1」より) もうひとつの大きな区画も同様にがらんとしている。 出来上がった製品を運んでいたと思われるカート。 ここに製品を積んでいたのだろう。 極めて自然に腐食したメモ書き。まるで漫画に出てくる宝の地図のようだ(笑)。書かれている内容も宝の地図よろしく暗号めいていて不明。一体何の数字なんだ……? 「エルボー」とあるので初めは縫製...

 18, 2017   0

【廃墟】指宿ソーイング その1(鹿児島県指宿市)

開聞トンネルへのツーリングの帰り道、明らかに廃墟な建物が視界を横切ったのでちょっと寄ってみた。 目の前のバス停には「ソーイング前」とある。ここには他に建物が見当たらないのでこれがそのSewing(ソーイング)、つまり縫製工場と見て間違いないだろう。やはり完全に廃墟化している。 作業場はがらんとしている。縫製用の機械などは見当たらない。 こういう標語ばかりでは何の工場か分から...

 17, 2017   0