ポントヌフ宮殿とは、ポーランド南西部のレグニツァ(Legnica)近郊の町ポントヌフ(Pątnów※1)にある宮殿の廃墟である。ここはドイツとの国境にほど近く、ドイツ系の有力貴族ロートキルヒ家※2のエルンスト・ヴォルフガング・フォン・ロートキルヒ・ウント・トラッハ(Ernest Wolfgang von Rothkirch und Trach)のために18世紀末に建てられた※3 。 古代ギリシャ建築をモデルにした荘厳な外観──6つのイオニア式の円柱で支え...
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