1. 概要 実方(さねかた)眼科医院は千葉県東金(とうがね)市にある個人病院の廃墟。ネット上では「S眼科医院」や「東金の廃病院」などとも呼ばれている。 東金市の市史によれば、ここの開業はなんと終戦直前の昭和20年(1945)6月。病院内には今では博物館にあってもおかしくないような医療機器が所狭しと並ぶ。医薬品などその他の残留物もとても多い。 閉業年ははっきりしないが、院内の掲示物などから平...
1. 概要 モーテル風林は千葉県君津市にあるラブホテルの廃墟。ここの特徴はなんと言ってもその内装のハイレベルなこだわりっぷりであろう。 調度品ひとつにいたるまで気が配られていて、それらが織り成すファンタジックで個性的な空間は、見る者をまったく飽きさせない。ラブホの廃墟は世の中にごまんとあり、部屋数も多いのでマンネリになりがちな物だが、ここはそんな退屈とは無縁のオススメの物件と言える。 ...
1. 概要 トダ屋は千葉県にある電波物件の家屋。住宅兼商店だったようだが、現在営業している様子はない。近所にこんな場所があったら目立ってしかたないと思うのだが、かなり田舎の方にあるためかインターネット上でもほとんど言及が見られない(2020年現在)。超有名物件である埼玉県の落書きの家とはひどく対照的だ。 そして見ての通りその「電波」の方向性も、落書きの家とは対をなすものである。落書きの家はド...
千葉県に2つある「ホワイトハウス」のうちのしょぼい方。昔は建物の中まで入れたそうだが、今はアルソックの警備が入っていてそれもできない。わざわざ探させたあげくにこれとか本当にどうしようもない。 そもそもここは心霊スポットとして一番油の乗っていた時期ですら、実際の心霊話は特に何もなかったように記憶している(※追記:2005年頃は「一家心中」などの噂があったらしい。ここでも他のホワイトハウスと似たエピソ...
1. 概要 ホテル江戸城は千葉県佐倉市にあるラブホテル(モーテル)の廃墟。千葉のジェイソン村とも呼ばれている。敷地全体が深い竹やぶに覆われており、その中に点在する屋敷をひとつひとつ訪ね歩いていくという、心霊スポットとしては抜群の雰囲気を誇っている。 この廃墟からは昔、殺された女子高生の白骨遺体が見つかったと言われ、それ以降その女子高生の霊が出ると噂されている。また、首吊り自殺した死体が建...
千葉県内にはかつてホワイトハウスと呼ばれる心霊スポットが2つ存在したが、これはそのうち「小和清水の惨殺屋敷」と呼ばれていた方。「小和清水」という名は地名ではなく、ここから西に300m程の所に洪水対策のため造られた「子和清水調整池」から取られている。 地元の人の話では一家惨殺があったという噂で、廃墟内では少女の霊が頻繁に目撃されていた。2階には火災の跡が生々しく残り、「活魚」と並ぶ千葉県では最恐クラ...
1. 概要 千葉県佐倉市の新興住宅地であるユーカリが丘にひっそりと眠る、木造の分校跡。写真の校舎は、昭和30年(1955)に志津小学校の第二分校として建てられたものである。当時はまだ「青菅分教場」と言えば、ここより西方にある第一分校を指していた。 それから6年後の昭和36年(1961)、第一分校が独立して上志津小学校となる際に本第二分校は現名称へと改められた。そして昭和52年(1977)3月をもって、青菅分...
1. 概要 千葉県の御宿(おんじゅく)町にあるペットショップの廃墟。「WANぱく館」という名前や店舗の様子から、主に小型犬を扱っていたと思われる。外観からはガソリンスタンドを改装したものであることが窺(うかが)えるが、こういった転用は非常に珍しい。 ロケーションはどこにでもあるような田舎の町外れの国道沿い、といった所である。しかしガソリンスタンドはともかくとして、どうしてここでペットショ...
1. 概要 御宿町火葬場とは、千葉県御宿(おんじゅく)町の山中にある火葬場の廃墟である。人気のない寂しい山道を行くと、峠付近にこの廃墟だけが、ポツリと周囲から隠れるようにして建っている。 これまでも一部の廃墟マニアには知られていた物件であったが、2016年8月に発売された「ほんとにあった! 呪いのビデオ69」という心霊系のDVDに収録されて以降は有名となり、心霊現象の体験談も相次いだ。この廃墟には「...
1. 概要 九十九里岬ドライブインセンターとは、千葉県の九十九里浜の南端にかつてあったドライブインの廃墟である。上階の窓からは太平洋が一望でき、外房を愛するサーファー達や地元民らから「九ドラ(クードラ)」の愛称で親しまれてきた。上の写真にも“Welcome KUUDORA”の文字が見える。 ところが2013年11月5日未明に厨房から出火して炎上、火は間もなく消し止められたがドライブインはそのまま閉鎖されてしまっ...