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国民宿舎むろと

1. 概要 国民宿舎むろととは、四国東南端の室戸岬にある国民宿舎の廃墟である。国民宿舎とは税金を投入して建てられた公営の宿※1のことだ。行政サービスの一環であるため宿泊費が安いことが最大のメリットであり、他にも民間ではありえない好立地にあるなどの利点がある。本宿舎も国定公園※2の中、それも絶景ポイントに位置している。 開業は昭和46年(1971)7月、総工費1億2500万円をかけて建設された※3。平成17年...

 29, 2020   12

室戸生コンクリート企業組合

1. 概要 室戸生コンクリート企業組合とは、四国の東南端に位置する室戸岬にあるコンクリート会社※1の廃墟である。「企業組合」とは聞き慣れない名前だが、要するに中小企業の一種だと考えてよい。世の中の企業がほぼ株式会社と有限会社で占められる中、この形態を取る企業の割合は零コンマ数%の世界であり極めて稀である。 事務所に掲げられていた品質管理の合格証の有効期間は平成17年(2005)3月31日までであった...

 26, 2020   2

スカイレスト ニュー室戸

1. 概要 スカイレストニュー室戸とは、高知県の室戸(むろと)岬にそびえ立つ展望レストランの廃墟である。ここは四国の東側の最南端にあたり、岬からは太平洋が一望できる。この素晴らしい展望を生かして結婚式場としても使われていたようであるが、昭和47年(1972)のオープンからわずか6年で閉鎖してしまった。 一度見たら決して忘れられないその奇抜な外観から、2000年代の廃墟ブーム以降はマニアであれば知らぬ...

 17, 2020   8