
森の中を抜ける快走路でツーリングロードとしてもまずまず。男鹿半島を一周する上でも無理のないコースだ。したがって交通量もそれなりにあると思われるのだが……いかんせんメインである入道崎(半島最北端)から近すぎて、ここでゆっくり休憩しようとはならないのか。
私自身も思い出は入道崎のものばかりで、ここには寄った記憶すらない。

丘の上にぽつりと建つシベリア抑留の碑が、ただでさえ寂しい風景を余計に物悲しくさせる。今日もまったく盛り上がりを見せることがないまま、八望台の日は暮れていく──
(※2022年8月20日現在、店が取り壊されているとの情報をいただきました。結局、最後まで盛り上がらないまま完全に終了したようです)
【廃墟Data】
探訪日:2016年1月上旬
状態:盛り上がっていない
所在地:
- (住所)秋田県男鹿市戸賀浜塩谷大岱
- (物件の場所の緯度経度)39°57'02.4"N 139°44'03.3"E
- (アクセス)男鹿半島の八望台という展望台に隣接している。下記地図を参照。