(→「その1:ウォータースライダー建屋内・他」より)
今回はサンテラスから長い階段を上り、スプラッシュキャニオンまでを見ていく。
サンテラスから上部の施設群を見上げる。往時はこのサンテラスに椅子やテーブル、パラソルが設置され憩いの場となっていたようだ。
階段を上り、スプラッシュキャニオン(大型ウォータースライダー)の出発地点へと向かっていく。影によってできる幾何学的な模様が面白い。
ここがスプラッシュキャニオンのスターティングハウス(出発地点)だ。放水口は大人の頭が余裕で入る大きさで、毎時ばく大な水が放出されていたことが窺える。
コースの幅はかなり広い。壁面はかなりザラザラしており、素肌を擦ったら怪我をしてしまいそうだ(※ 当時は柔らかい素材だったとのこと)。
そして私はここに来てそれらを観察して初めて、これは人がそのまま滑り降りるものではなく、ゴムボートを使って下っていくものだと気がついた。よく見れば例の館内地図にもそれらしく描いてある。
コースは階段下のトンネルを潜り、その先で右に折れて前回記事で見たウォータースライダー建屋内のプールへと接続している。いささか距離が短いものの、中々迫力があって楽しそうじゃないか。
しかし、これが16億円か……
コース途中から上部施設群を見上げる。次回更新ではいよいよこの円筒形の建物にアプローチしていく。
(→「その3:温泉設備」へ続く)