
北海道は西興部村の、さらにその外れにある寂しい農村地帯にある廃墟。だだっ広い農地の真ん中に本当にこの家だけがポツリと建っているので、リアルに大草原の小さな家みたくなってしまっている。
天井に盛大に開いた穴から中の構造を見ると骨組みは木材で作られており、外壁は主にトタン。これではこの先、この試される大地を生き残ることはとても難しいだろう。ここも遠からず北海道の他の廃墟と似たような状態になってしまうと思われる。
【廃墟Data】
探訪日:2015年5月下旬
状態:崩壊しつつある
所在地:
- (住所)北海道紋別郡西興部村上藻
- (物件の場所の緯度経度)44°17'01.8"N 142°58'31.2"E
- (アクセス)西興部村役場駐車場の東方向への出口を出てそのまま県道137号線に入り、8.5km程進んだ先の右手の畑の中に、屋根の落ちた廃屋群が見える。