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陸奥湾の廃船(解体済)

陸奥湾の廃船_瓦礫01

以前より陸奥湾に廃船がある事は聞いていたが、当時は現状どうなっているのかがよく分かっていなかった。その後ちょうど近くを通りがかる用事があったので夕暮れ時を狙って行ってみたのだが、蓋を開けてみれば「解体済み」という残念な結果に終わった。

陸奥湾の廃船_瓦礫02

ちなみにここより北側に500mほど行った所には、「むつ湾インターナショナル・スピードウェイ」というサーキット場の廃墟があった。こちらも現在は風力発電施設に転用されて、観客席の基礎のみがわずかに残るという状態。

陸奥湾の廃船_メインの廃船の残骸

その工事に前後して廃船も全て解体されたようだ。しかし壊すだけ壊してこうして瓦礫だけ残してある点が不審と言えば不審である。自然に壊れたにしては壊れ方が早すぎるので、人為的に破壊されたものであることはまず間違いないのだが、それが例の工事に関係するものなのかはやや疑問が残る。

いずれにせよ廃船もサーキット場跡ももう無い。全ては打ち寄せる波の泡と消えてしまった。

【廃墟Data】

探訪日:2015年9月下旬

状態:廃船と柱の森は全て解体済。サーキット場跡はわずかに観客席の基礎のみが残る。

所在地:

  • (住所)青森県上北郡野辺地町向田
  • (物件の場所の緯度経度)40°57'17.6"N 141°12'47.6"E(一番大きな廃船があった場所)
  • (アクセス)陸奥湾東岸、JRはまなすベイライン有戸駅と吹越駅の中間にある。下記地図を参照。