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高取鉱山麓の廃畜産場

【高取鉱山麓の廃畜産場】トップ画像

1. 概要

茨城県北部にあるタングステン鉱山である「高取鉱山」の麓にある畜産場の廃墟。鉱山へ続く山道に沿っていくつか畜舎が点在している。そのうち数ヶ所は今でも倉庫等何らかの用途で使われている様子であるが、多くは写真のように完全に放棄されてしまっている。

ちなみにその高取鉱山そのものも昭和61年(1986年)に閉山して以降、廃墟となっている。現在でも坑口や鉱山事務所などが残り遊歩道も整備されている他、ズリ山からは鉄重石、水晶、トパーズなどが採れるとのことで、今でも毎週のように鉱石マニアが訪れているようだ。

2. 内部探索

畜舎最奥
畜舎最奥の窓

この一番麓側(南側)に並ぶ畜舎は、小さい上に窓がほとんど無い。その姿はまるでモヤシ工場のようで、現役当時からこの状態だったとはちょっと考えにくい。

窓からの光に照らされる葉
【高取鉱山麓の廃畜産場】牛舎

こちらの畜舎はかなり広々としている。恐らく牛用だろう。水面に映える翡翠色が実に美しい。

【廃墟Data】

状態:末期

所在地:

  • (住所)茨城県東茨城郡城里町塩子3078 付近
  • (物件の場所の緯度経度)36°29'32.6"N 140°17'08.0"E
  • (アクセス)常磐自動車道「水戸北」スマートICを降り、料金所を出てすぐ中央車線(茂木方面行き)に入り成沢入口交差点を直進する。そのまま県道51号線を17km進むと城里町付近で左手に「高取鉱山」の表示が付いたカーブミラーがあるT字路に差し掛かるので、そこを右折する。その道を300m程直進すると左手に朽ちた畜産場が見えてくる。