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2018年 新年のご挨拶と昨年の御礼

2018年 新年のご挨拶

喪中のため新年の祝辞は控えさせて頂きますが、本年も当廃墟写真ブログ“Ruin's Cat”をどうぞよろしくお願い致します。

昨年はブログの大規模リニューアル引っ越しをするなど節目の年となりました。しかしかなり手間の掛かる事をした割には、それなりの頻度で記事を更新できていたと思います(94記事/年)。

ですがまだまだ紹介できていない廃墟が沢山ありますので、今年も精力的に記事を更新して、少しでもそれらを紹介していけたらと思っています。

コミックマーケット93(2017.12.31) 廃墟屋ブース

(▲ C93「廃墟屋」ブースの様子 2017.12.31)

さて、昨年末に開催されたコミックマーケット93では、皆様の多くのご来場、誠にありがとうございました。おかげさまでイベントも無事終了し、新刊は完売、既刊も2種類を残して売り切れてしまうなど、身に余るご好評感謝しきれません。

特に一番最初に来て下さった女性の方、「いつも楽しみにしています」と思いもよらない言葉をかけて頂けた事がとても励みになりました。舞い上がりすぎてお釣りを渡しそびれそうになってしまい大変失礼致しました。そして貴女のこの一言で新刊の交換対応が(その場で)決まりました。

C93新刊「廃景 #6」表紙サンプル

(▲ C93新刊「廃景 #6」表紙 サンプル)

交換対応、というのは、実は今回持ち込んだこの新刊、完全なものではないんですね。ぶっちゃけて言うと制作が間に合いませんでした、ええ。途中からブログの更新も止めて新刊の制作に全振りしたんですけどね。

ですがこの何万とある参加サークル(しかも抽選)の中からせっかく私の所に興味を持って頂けた方にのっけから「新刊ありません」では全く話にならないと思い※1、「新刊に限りなく近い何か」ではありますが急遽別の印刷方法で用意させて頂きました。

C93新刊「廃景 #6」14P-15Pサンプル

(▲ C93新刊「廃景 #6」中身 サンプル / "The Changing World" 「移ろいゆく世界」)

結果としては4ヶ所の誤植※2やその他細かいミスはあるものの、時間がなくてPP加工できなかった表紙もそれはそれで落ち着いた雰囲気でモノとしては悪くなく、「新刊」と言っても差し支えのない出来のものになりました。逆にそれが故に「売れて」しまい、開始3時間を待たずに完売するという事態にもなりました。

そして先述の通り低品質なものでは決して無いので、そのまま新刊ヅラしてお渡ししてしまっても良かったのですが、「いつも楽しみにしている」とまで言われてしまっては話は違って来ますね。やはり本来想定している完全なものをお渡ししたいと。

なので、今回は新刊(に限りなく近い何か)の購入者全員に、以後制作される予定の完全な新刊への引換券をお渡しするという対応を致しました。

次回コミケに受かり次第、「廃景 #6」の完全版(第二版)を出展しますが、新刊サンプルの説明書きにもあった通り、通販サイトでの通販も先行して行う予定です。今しばらくお待ち下さい。

【脚注】

※1^

あくまで当サークルにおける方針です。

※2^

誤植は以下の通りです(全て巻末の「作品解説」内)

  •  1.沈堕発電所跡 → 1.遥かなる時の岸辺に
  •  11.エテルナ教会 → 11.秋深き聖堂
  •  17.足尾銅山 足尾線 → 17.閉ざされた鉱石の路
  •  18.松尾鉱山 緑ヶ丘アパート → 18.移ろいゆく世界

全て「本来は写真英語タイトルの和訳を載せるべき所に、物件名を載せてしまった」というミスです。申し訳ございませんでした。