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小川脳病院(心霊スポット)の詳しい場所と行き方

心霊スポット「小川脳病院(聖仁会小川病院)」への詳しい行き方を示した地図(写真番号付き)

本記事では、場所が非常に分かりにくい心霊スポット「小川脳病院(聖仁会小川病院)」へ行く方法を、地図・写真付きで詳しく解説する。廃墟内部の探索や写真についてはをご覧いただきたい。

上の地図は2020年版の国土地理院のデータ(小美玉おみたま倉数くらかず付近)を元に、ブログ筆者が作成したものである。地図上に記載されていない山道を黄緑色の線で書き加えた。太い黄色で示しているのは実際の小川脳病院へのアクセス経路である。また、記事に登場する順に写真に番号を振り、その場所を地図上に示した。

以下、この地図を元に解説していく。

小川脳病院(聖仁会小川病院)への行き方を示した写真 地点1「田園地帯」

1: 地図では見切れているが、「2」の南東には田んぼが広がっており、そこから病院の方角を写した一枚。この道を行った先の、写真中央に見えるこんもりとした森の中に小川脳病院はある。

小川脳病院(聖仁会小川病院)への行き方を示した写真 地点2「進入口」

2:「1」の田園地帯から住宅地へと向かう道を行き、注意深く山側を観察しながら歩いていると、途中で山の中へと向かう獣道が見つかる。ここを入ることが小川脳病院への最初の第一歩だ。

小川脳病院(聖仁会小川病院)への行き方を示した写真 地点3「進入路の急坂」

3: 獣道はいきなり急斜面になっている。はっきりと道はついているが、その通りに進むと非常に滑りやすく危険なので、その両脇の草や木の生えているところを登るとよい。

小川脳病院(聖仁会小川病院)への行き方を示した写真 地点4「間違った道」

4: 斜面を上りきった所。山道のど真ん中に急に出る。写真は「4」の地点から北方向(「6」とは逆の方向)を見たものだが、小川脳病院のある方角だからといってこっちに進んでしまうとたどり着けないので注意。

途中でやぶに阻まれて一切進めなくなるばかりか、こちらは山を降りる方の道なので、たとえ進めたとしても結局はもと来た道にまた戻るだけである。

小川脳病院(聖仁会小川病院)への行き方を示した写真 地点5「正しい道」

5: 同じく「4」の地点から南方向(「6」の方向)を見た写真。一見病院からは遠ざかるように思えるが、こちらが正解の道である。

小川脳病院(聖仁会小川病院)への行き方を示した写真 地点6「次第に北へと進路を変える山道」

6: しばらく進んでいくと道は大きくカーブを描き、次第に進行方向を180度変えてゆく。

小川脳病院(聖仁会小川病院)への行き方を示した写真 地点7「山中の広場」

7: 写真だと分かりづらいが、ここで急に木々が少なくなり開けたような場所に出る。

小川脳病院(聖仁会小川病院)への行き方を示した写真 地点8「広場の終わり、行く手を阻む竹林」

8: だがそれもつかの間、今度は深い竹やぶが行く手を阻む。しかしここまで来れば目的の廃墟はすぐそこだ。

小川脳病院(聖仁会小川病院)への行き方を示した写真 地点9「迷いの竹林の中の廃病院」

9: その竹林をくぐり抜けた先に小川脳病院がある。


基本的にここまでは一本道である。ここで解説した通りに進めば迷うことはまずないだろう。

到達難易度が高いと言われる理由は、「ここに至る山道の本来の入口が草で消えている」「どうにか山道に入ることができても、そこから真っすぐ廃墟の方へ行こうとすると山から戻される」あたりだと思われる。

また、今回ここへ来たのは真夏の時期であり、やぶを払う必要もあるだろうとナタなどを装備してきていたのだが、意外にも活躍の機会は一切なかった。

あまり人の出入りのない廃墟だったらこうはいくまい。そもそもナタ程度があったところで、夏ではそこに近づけるかどうかすら怪しい。今回の探索を通じて、私はこの心霊スポットの人気の高さを改めて見せつけられる形となった。

(▲ 小川脳病院内部の写真。この写真は360度自由に動かせます)

今回私が探索したのは昼間であったが、ここへ夜に来ていたら雰囲気は抜群だったと思う。

廃墟そのものもそうだが、それ以上にやぶをかき分けて進むここに至るまでの行程が他の心霊スポットにはない冒険感やりょうを演出してくれるだろうと感じた。

ここの人気の秘密はきっとそんな所にもあるんだろうな、と思った暑い夏の昼下がりであった。

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【廃墟Data】

状態:健在

所在地:

  • (住所)茨城県小美玉市倉数1336
  • (物件の場所の緯度経度)36°08'41.7"N 140°24'51.8"E
  • (アクセス)常磐自動車道「千代田石岡」ICを降りて国道6号線→国道355号線経由で約30分(21km)。現地での廃墟までの詳しい行き方は本記事を参照。