んー。もはや旧鉱山施設の一部が物置として使われてるレベルではないか。
入るに入れずまごまごしている内に、鉱山施設のそばではオバちゃんが焚き火し始めるし、何か工場から半裸のオッサンが出てきて日光浴し始めるし……
これ、無理だな。
一応、しばらく周辺を散策する間に、この工場を通らないアプローチ道らしきものは見つけたのだが、運悪く今日はそこに重機が入っており、何か作業をやっている。
しかも今日は岩手に住んでいる昔の友人と数年ぶりに会う約束をしていて、彼らが消えるのを待っている時間もない。
むぐぅ……ここまで来るのに一体どれだけ苦労したと…………